2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ニトロプラスより発売されたゲーム「みにくいモジカの子」のオープニング曲。作詞作曲はking of shoegazerと評されるcruyff in the bedroomのフロントマン、ハタユウスケさんが手がける。 ノイズの塊のようなギター、歪んだベースとダークな雰囲気の曲。イン…
当ブログ2回目の登場となるArt-Schoolのインディーズ時代の楽曲。 篭った音の演奏と文字の詰まった歌が印象的。単純な説明はそれくらいしか思いつかないけど、フレーズやコードなどをどうこうでは形容しがたい、胸を抉るような常軌を逸した空気を感じる。少…
西日本に住んでいると、東京へ行くのもちょっとしたどころではない旅行になる。ここ数年はライブやイベントで年一回以上は東京へ行っているが、探しているCDも見つからなくなったり、二郎を食べるのにも飽きたりと、まあ昔は東京へ行くためにライブを申し込…
アメリカのドリーミー集団、A Sunny Day In Glasgowのアルバム「Scribble Mural Comic Journal」中の一曲。バンド名が長い。曲名も長い。アルバム名もまあ長い。おかげで記事タイトルも長くなってしまった。 ごろごろとしたドラムと、民族楽器のようなアルペ…
当ブログでは2度目の紹介となるくるりの、メジャー2枚目のアルバム「図鑑」の中の一曲。 ピアノとボーカルのみの変化球な曲。途切れたりヨレたりの不器用なピアノと、岸田繁さんのささやくような静かな歌い上げがよく合っている。特筆すべきはその歌詞で、ど…
昨日久々にThe Radio Dept.を聴いていたく良い気分になったので、今日もその話をしてしまいます。EPの中の一曲で、アルバムには未収録。 曲中で繰り返し登場するクリーンなトーンのリフがさわやか。B面曲らしいシンプルな構造だがエンディングへの穏やかな高…
スウェーデンのドリームポップバンド、The Radio Dept.の1枚目のアルバム「Lesser Matters」中の一曲。 人工的な音処理のドラムに始まり、素朴なギターの音とメロディが重なって曲が進んでいく。伴奏は全体的に終始穏やかだが、ボーカルはサビでぐっとエモく…
日本の多国籍ロックバンド、くるりのメジャー1枚目のアルバム「さよならストレンジャー」中の一曲で、アルバムの表題曲でもある。 アコギのバッキングが全体を通して鳴っており、湿った空気の漂うような印象を受ける。装飾のように要所で現れるボトルネック…
筆者は最近になって自作曲の公開を始めたのだが、一つの目標としてiTunes Storeでの配信がある。それは金を稼ぐとかではなく、まあ生計が立てられるようになればそれはそれで万々歳なのだけれど、ストアの隅っこで生きている何かいい感じの曲への憧れに由来…
世界的ひねくれロック集団、Radioheadの3枚目のアルバム「OK Computer」中の一曲。 不穏な音を交えながらもどこか温かみのある電子音が、空間に広がっては消えていき不思議な雰囲気を作っている。ふらふらと動くベースや、出ては消えを繰り返すスネアなども…
いわゆるメディアミックスプロジェクトのラブライブ!の後継作ラブライブ!サンシャイン‼︎において、主人公アイドルグループAqoursのライバルユニットSaint Snowの歌う一曲。 歪んだギターのパワーコード、バスドラの連打(ドラムの聞き分けは不得手であるが)、…
南米チリのシューゲイザーバンド、Trementinaの1枚目のアルバム「Brilliant Noise」の冒頭を飾る曲。 アルバム最初の曲でアップテンポではあるが、盛り上がりきれないメランコリックな雰囲気が漂う。ローの抜けるギターノイズ、おぼろげなボーカルがそんな雰…
世界をまたにかける9人組、東京スカパラダイスオーケストラの、ゲストボーカルCHARAさんを迎えた歌モノ企画の一曲。完全に余談だが、筆者は歌モノという言葉の使い方が未だに感覚的にわかっていない。 女性ボーカルにメルヘンチックな歌詞と、ポップに仕上が…
春はなんだか生暖かくて、居ても立っても居られなくなったり、あることないこと思い出したりと忙しい。ここ最近はそんな感慨に至れもしない厳しい気候が続いていて、それは少し悲しいことだった。 そんなわけで、今日は筆者の自作のオリジナル曲、we'llとい…
アメリカのエレクトロの二人組、The Hundred In the Handsの一曲。 ブリブリとしたシンセ、跳ねるメロディが楽しい曲。比較的少なめな音数の中で響くボーカルは、かわいらしくもどこか切ない印象を受ける。 前の記事で紹介したサカナクションや、このバンド…
下北系ロックバンド、Base Ball Bearのインディーズ時代の一曲。 イントロからの低いドラムが印象的。Aメロ終わりからBメロで急速に緊張し、サビで一気に放たれるのが気持ちいい。サビの伸びるボーカルと、それに続く細かい音符混じりのギターのフレーズがこ…
近代のドリームポップバンド、Letting Up Despite Great Faults(表記合ってるかな?)の1枚目のアルバム「Letting Up Despite Great Faults」中の締めの一曲。 エレキとアコギの重なる層に太めのシンセの音が乗っていく心地よい曲。よく聞くと歌詞にはsuecide…