ブルーなポップと中空ロック

何となしに音楽の話をしています。

春の日

西日本に住んでいると、東京へ行くのもちょっとしたどころではない旅行になる。ここ数年はライブやイベントで年一回以上は東京へ行っているが、探しているCDも見つからなくなったり、二郎を食べるのにも飽きたりと、まあ昔は東京へ行くためにライブを申し込むくらいのものだったのが、すっかり冷めてしまった感がある。そこまでの金と時間をかけてまですることか?とか何とか思いだしてしまう始末である。

 

というわけで、本日は自作曲「春の日」について少しだけお話しします。

 

ノイズっぽいギターの音とリバーブのかかったボーカルが特徴の曲。曲はMy Bloody ValentineやAstrobriteなどをイメージしました。若干クセはありますが、ひとまとめの構成としてはA〜Bメロとサビのあるトラディショナルな作りになっています。

 

歌詞は表題のような春のふわふわした日を表そうとしました。ぽつぽつと言葉が浮かんでは消えていくさまが、メロディと詞で上手く表されていると思います。この曲は歌が特に聞き取りづらいと思うので、下記をぜひご覧になって下さい。

 

広い宇宙の中でひとり僕は

あの日見てた夢の続き探して

何となしに夢を

部屋の外は移り出した季節

僕はひとり息をついて眠った

ギター、弾けば、また同じコード

君の歌が遠ざかる

こんな

どうしようもないことが

どうしても愛おしくて

どうしようもない僕は

どうしても離れないんだ

 

過ぎた時間悔やむそれも飽きて

ぬるくなったサイダー捨ててしまった

何となしに愛を

未来、希望、使い古した

あと少しこうしていたい

 

広い宇宙の中でひとり僕は

夢を見てた思い出せもしないよ

こんな

どうしようもないことが

どうしても愛おしくて

どうしようもない僕は

どうしても離れないんだ

どうしようもない僕が

どうしても愛おしくて

どうしようもない僕だ

どうしようもない僕だ