ブルーなポップと中空ロック

何となしに音楽の話をしています。

10.Makes Me Think/Trementina

南米チリのシューゲイザーバンド、Trementinaの1枚目のアルバム「Brilliant Noise」の冒頭を飾る曲。

アルバム最初の曲でアップテンポではあるが、盛り上がりきれないメランコリックな雰囲気が漂う。ローの抜けるギターノイズ、おぼろげなボーカルがそんな雰囲気作りに一役かっている。このアルバムは初期のマイブラを思わせる曲が多いが、この曲が最も顕著だと思う。タイトルも意識してたり?

 

ロックで洋楽というと大概アメリカかイギリスかその辺の印象だが、チリであったり、ペルーであったり、エストニアであったり、思わぬ地域の出身のバンドに出くわすこともたまにあり興味深い。既に議論はされ尽くされているであろうが、洋楽はお国柄というか何というか、邦楽にはないようなメロディの個性を見出せることも少なからずあり、そのような巡り会いは大事にしたいものである。いまいち話がオチないがこの辺で。

 

Makes Me Think

Makes Me Think

  • TREMENTINA
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes