ブルーなポップと中空ロック

何となしに音楽の話をしています。

独唱

daytime syndrome

今年一年は色々な変化や出来事があったはずなのに、どうにも味気なく過ぎ去ってしまったような感覚がある。その時々で思いついた行きたいところ、食べたいもの、観たいアニメ、会いたい人、もちろん流行り病云々の影響も難しいところではあったが、可能な限…

カーマイン

今年もM-1グランプリが面白かった。始まる前の応援度でいえば、昨今の手数重点の潮流とは少し外れるかもだけど、去年から好きだったオズワルドに優勝してほしかったのと、東京ホテイソンや錦鯉が上手くハマって良いところまで行ってほしいというところがあっ…

vague vinyl voyager

受験生の頃、英語の先生にコロケーションという概念を教わった。意味が同じような形容詞でも、この名詞にはこっちをつけることが多いとか、この名詞にこれは何となく違和感があるとか、何かそういう慣習めいたものだった、と思う。メールや文書、散文的な記…

dead end apathy

文化祭ライブでアジカンのソラニンをやることになったので、良いきっかけと思い映画のソラニンを観てみた。だらっと続くゆるい幸せ(幸せではないけど)の最中にいる身としてはぞわぞわするところも多かったが、総じて心が温かくなるいい映画だなと思った。ぼ…

teendriver

年も明けたということで、それっぽいお話をひとつ。 今年の目標は、①言いたいことは言う、②たくさんの作品に触れる、③新しいアルバムを作る、の3つ。 ①:何も言わないと損ばかりするようなので、とりあえず疑問があれば言うことを心がけたい。色々と拗れすぎ…

カーテンコール

好きなものごとについて話す時、また話す人をみる時、好きであることのスタンスを思うことがしばしばある。すなわち、好きであるなら誰が何と言おうと好きであるのか、あるいは好きであってもあくまで中立的にはかるのか、どちらが一ファンとして在るべき姿…

最近ネガティブな曲や激しい曲ばかり聴いていたこともあり、電車に揺られながら久々に聴いたアンビエント寄りのドリームポップがとても心地良かった。穏やかなテンポと色調を持った音楽は、電車の窓越しに見る景色や、ひいては自分のその行為・動作そのもの…

エルダー

つい最近、Switch版の大乱闘スマッシュブラザーズにバンジョーとカズーイが参戦するというニュースが話題になった気がする。それは子供の頃に元のゲームをやり込んでいた筆者にとっても嬉しい報せだった。今思えば、「バンジョーとカズーイの大冒険」などと…

春の日

西日本に住んでいると、東京へ行くのもちょっとしたどころではない旅行になる。ここ数年はライブやイベントで年一回以上は東京へ行っているが、探しているCDも見つからなくなったり、二郎を食べるのにも飽きたりと、まあ昔は東京へ行くためにライブを申し込…

光になって

筆者は最近になって自作曲の公開を始めたのだが、一つの目標としてiTunes Storeでの配信がある。それは金を稼ぐとかではなく、まあ生計が立てられるようになればそれはそれで万々歳なのだけれど、ストアの隅っこで生きている何かいい感じの曲への憧れに由来…

we'll

春はなんだか生暖かくて、居ても立っても居られなくなったり、あることないこと思い出したりと忙しい。ここ最近はそんな感慨に至れもしない厳しい気候が続いていて、それは少し悲しいことだった。 そんなわけで、今日は筆者の自作のオリジナル曲、we'llとい…