ブルーなポップと中空ロック

何となしに音楽の話をしています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

daytime syndrome

今年一年は色々な変化や出来事があったはずなのに、どうにも味気なく過ぎ去ってしまったような感覚がある。その時々で思いついた行きたいところ、食べたいもの、観たいアニメ、会いたい人、もちろん流行り病云々の影響も難しいところではあったが、可能な限…

カーマイン

今年もM-1グランプリが面白かった。始まる前の応援度でいえば、昨今の手数重点の潮流とは少し外れるかもだけど、去年から好きだったオズワルドに優勝してほしかったのと、東京ホテイソンや錦鯉が上手くハマって良いところまで行ってほしいというところがあっ…

29.雨/くるり

くるりのインディーズ時代のアルバム曲のひとつ。 場面転換の多い、電車やバスに揺られながら眺める窓の外の景色みたいな曲。テンポが変わったり、短調になったり、でかい間が空いたりと変化に富んでいるが、曲名よろしく湿ったアルペジオが曲を通して流れて…

vague vinyl voyager

受験生の頃、英語の先生にコロケーションという概念を教わった。意味が同じような形容詞でも、この名詞にはこっちをつけることが多いとか、この名詞にこれは何となく違和感があるとか、何かそういう慣習めいたものだった、と思う。メールや文書、散文的な記…

28.わちゃ・もちゃ・ぺったん行進曲/ハロー、ハッピーワールド!

いわゆるメディアミックスプロジェクト(この説明合ってるのか?)のBanG Dream!に登場するバンド、ハロー、ハッピーワールド!の持ち曲のひとつ。同スマホゲームのイベントのイメージソングのひとつでもあり、普段は内気なドラム担当の松原花音が迷子のペンギ…

27.NEON SISTER/Helsinki Lambda Club

日本のロックバンド、Helsinki Lambda Clubの曲。 ギターが心地いいポップな曲。怠そうなボーカルと、終始寄り添うオクターブ上のもう一本のこれまた怠そうなボーカルが、甘くしみったれた幸せみたいな空気感を作り上げているように思う。構成はシンプルなが…

dead end apathy

文化祭ライブでアジカンのソラニンをやることになったので、良いきっかけと思い映画のソラニンを観てみた。だらっと続くゆるい幸せ(幸せではないけど)の最中にいる身としてはぞわぞわするところも多かったが、総じて心が温かくなるいい映画だなと思った。ぼ…

26.STAND BY ME/Base Ball Bear

日本のアオハルロックバンド、Base Ball Bearの曲。 趣向を凝らした展開がポップに仕上がったベボベらしい曲。コーラスがかったアルペジオと静かな歌い出し、2拍子3拍子のブレイクを盛り込んだリズム、メロから一気にキーの下がるサビ、2番で突然入るマイナ…

25.ワンナイト・アルカホリック/ハヌマーン

日本のオルタナバンド、ハヌマーンのミニアルバム中の一曲。 200近いBPMのGメジャーで描かれるのは鬱屈した青春パンク…合ってるような合ってないようなキャッチですね。疾走感溢れる曲で、ドラマーなんかが半狂乱で演奏する様が容易に想像できる。だがメロの…

24.It's Real/Real Estate

アメリカのインディーバンドReal Estateの2ndアルバムの一曲。PVがあるのでリードトラックなんだと思う。犬がたくさん出てきてかわいい。 田舎の香り漂うリフ、3小節単位(1+2みたいにもなってる)のメロ、サビの(^ω^)的コーラスなど個性的な趣向に溢れた…

MMXXに行ってきた話

表題の通り、昨日大阪城ホールにて行われたL'Arc〜en〜Cielのライブに行ってきました。ラルクのライブは競争率的な理由もあり半ば諦め状態でしたが、ご縁があり8年前のワールドツアー振りに参加出来ることとなりました。めっちゃ良かったです(小並感) セトリ…

teendriver

年も明けたということで、それっぽいお話をひとつ。 今年の目標は、①言いたいことは言う、②たくさんの作品に触れる、③新しいアルバムを作る、の3つ。 ①:何も言わないと損ばかりするようなので、とりあえず疑問があれば言うことを心がけたい。色々と拗れすぎ…