南米チリのシューゲイザーバンド、Trementinaの1枚目のアルバム「Brilliant Noise」の冒頭を飾る曲。 アルバム最初の曲でアップテンポではあるが、盛り上がりきれないメランコリックな雰囲気が漂う。ローの抜けるギターノイズ、おぼろげなボーカルがそんな雰…
世界をまたにかける9人組、東京スカパラダイスオーケストラの、ゲストボーカルCHARAさんを迎えた歌モノ企画の一曲。完全に余談だが、筆者は歌モノという言葉の使い方が未だに感覚的にわかっていない。 女性ボーカルにメルヘンチックな歌詞と、ポップに仕上が…
春はなんだか生暖かくて、居ても立っても居られなくなったり、あることないこと思い出したりと忙しい。ここ最近はそんな感慨に至れもしない厳しい気候が続いていて、それは少し悲しいことだった。 そんなわけで、今日は筆者の自作のオリジナル曲、we'llとい…
アメリカのエレクトロの二人組、The Hundred In the Handsの一曲。 ブリブリとしたシンセ、跳ねるメロディが楽しい曲。比較的少なめな音数の中で響くボーカルは、かわいらしくもどこか切ない印象を受ける。 前の記事で紹介したサカナクションや、このバンド…
下北系ロックバンド、Base Ball Bearのインディーズ時代の一曲。 イントロからの低いドラムが印象的。Aメロ終わりからBメロで急速に緊張し、サビで一気に放たれるのが気持ちいい。サビの伸びるボーカルと、それに続く細かい音符混じりのギターのフレーズがこ…
近代のドリームポップバンド、Letting Up Despite Great Faults(表記合ってるかな?)の1枚目のアルバム「Letting Up Despite Great Faults」中の締めの一曲。 エレキとアコギの重なる層に太めのシンセの音が乗っていく心地よい曲。よく聞くと歌詞にはsuecide…
日本のエレクトロックなバンド、サカナクションの2枚目のアルバム中の一曲。 アコギのバッキングにベースが加わり、独特のフレーズが和の感を醸し出すBメロを経て、サビにオチていく構成。初期のサカナクションらしい、有機的なサウンドにエモーショナルなボ…
岩手出身の国産シューゲイザーバンド、PLASTIC GIRL IN CLOSETの3枚目のアルバム「ekubo」の中の一曲。 アルバムの表題曲で、フラッドなギターと儚いメロディという王道のサウンド、青い春な歌詞が心地良い。コードもシンプルでさっぱりと聴き馴染みが良いと…
一昨年結成25周年を迎えた大御所バンド、L'Arc〜en〜Cielの2枚目のアルバム中の一曲。 うねるベースと刻みのアコギが何処かエスニックな雰囲気を醸し出す静かな曲。ギターソロやブラスの入った別バージョンも存在するが、個人的には大サビ後の盛り上がりが映…
シューゲイザーの祖たるバンドのひとつ、Chapterhouseの1枚目のアルバム中の一曲。 遠くで響くような美麗なギターに始まり、解決しない暗めのコードとの対比を繰り返していく。最後の(なんて言ってるのかわかんないけど)Eの伸ばしがエモい。 シューゲイザー…
日本のオルタナバンド、Art-Schoolのメジャー2枚目のアルバム中の一曲。 メロもサビも爽やかなメロディで、抜けのいいサビが印象的。そしてそんな爽やかさと対照的に暗い歌詞がまた素敵。失くし続ける中で、それでも微かな希望を求める、Art-Schoolらしい美…
はじめまして、中空です。 好きなポピュラー音楽のことを中心に、気が向いた時に話していきます。 毎日更新する勢いでいきたいところですが、義務になっちゃうのもよくないので、その辺りは適当に… 理論や機材のことはあんまり分かってないので、感覚的な感…