ブルーなポップと中空ロック

何となしに音楽の話をしています。

dead end apathy

文化祭ライブでアジカンソラニンをやることになったので、良いきっかけと思い映画のソラニンを観てみた。だらっと続くゆるい幸せ(幸せではないけど)の最中にいる身としてはぞわぞわするところも多かったが、総じて心が温かくなるいい映画だなと思った。ぼーっと観てただけなので考察はないけど、深掘りすればいろんな気付きが芋づる式にポンポンと出てきそうな、そんな味わい深さを感じ取れた。じゃがいもだけにね!芽衣子はソラニン歌って種田の遺した芋の芽を摘んであげたみたいなことなのかな?

 

そんなこんなで、今回は自作曲「dead end apathy」のお話を少しだけします。

 

ベースのリフが最初に思いついたので、ベースが楽しい曲を作ろうと意気込んで取りかかった一曲。そのベースはE♭というのもあって全体的にポジション高めで、音の跳躍も多く、曲全体のどこかぼけた感覚を表すものにもしたかったところです。アレンジも(今までと比べれば)けっこう盛り込んであります。

歌詞は思いつきをそこまで推敲せずいっており、なかなか直接的になっています。荒んでますね。サビの歌詞が言葉遊びみたいで気に入っています。

 

いつだって

他の誰じゃなく自分だ、って信じてた

そうじゃなくて、そうじゃなくて

機械の音 繰り返す

つまらなくて

誰の頑張りも見たくなくて、目を閉じた

まだ有るって、まだ有るって

麻酔の歌 塗りつぶすよう

笑ってるフリして

誰もいなくなって

眩しい未来が何だって?

何だっていい

全部なくなって

泣いたフリして

本当の自分がどうだって?

どうだっていい なぁ

 

正しい人

言おうとしてたのは、くじけない心とか?

変われそうで、変われそうで

3つ数えて消える

特別って

安い言葉だけ呑み下して、肥えてった

誰のせいで、誰のせいで

塞いだ傷 膿みはじめて

分かってるフリして

誰もいなくなって

眩しい未来が何だって?

何だっていい

全部なくなって

冷めたフリして

本当の自分がどうだって?

どうだっていい なぁ

これが報いか?

可笑しくって なぁ

 

笑ってるフリして

誰もいなくなって

本当の自分がどうだって?

どうだって無理

全部なくなって

泣いたフリして

眩しい未来が何だって?

何だっていい?さぁ?