ブルーなポップと中空ロック

何となしに音楽の話をしています。

MMXXに行ってきた話

表題の通り、昨日大阪城ホールにて行われたL'Arc〜en〜Cielのライブに行ってきました。ラルクのライブは競争率的な理由もあり半ば諦め状態でしたが、ご縁があり8年前のワールドツアー振りに参加出来ることとなりました。めっちゃ良かったです(小並感)

セトリ順に雑感を述べていくので閲覧の際はいちおうご注意ください。

 

 

 

 

 

1.HONEY

のっけから耳をつんざくダブルギターが良し。振り返ると今回のセトリはハードな曲が多かったので、結果論だけどこのライブの開幕を飾るに相応しい曲だったように思う。

2.Round and Round

ノンストップで2曲目。短く勢いのある曲が2連続、テンション上がるなぁ〜。今のhydeさんのドスの効いた声のが曲に合ってていいよね。こういう曲はアホほどテンポ上げるイメージがあるけど今回は割と原曲くらいだった気がする。

3.Lies and Truth

続けざまに3曲目。ギターソロの音がものすごく良く抜けててとても気持ちよかった。改めて聴いて王道の構成に各パートの面白さもあり完成度の高い曲だなと感じた。照明GJ。個人的にライブで聴きたかった曲その1。

 

4.Pretty Girl

2セクションめ、またまた勢いある一曲。出だしからのドラムのドコドコが心地いい。展開が割と難しい曲な気もするが会場もバッチリ盛り上がってて良かった。

5.Vivid Colors

2曲目、古いけど色褪せぬ名曲。アコギがなくて他の楽器がよく聞こえるので、清涼感あふれる音源とはまた別アレンジのような仕上がりになってたと思う。

6.LOVE FLIES

3曲目、打って変わってヘビーな曲。各々の一音一打にうま味があってシブイですねこれは…。kenちゃんのコーラスがアツい。個人的にライブで聴きたかった曲その2。

 

7.瞳の住人

3セクションめ、ふつくしい舞台演出からのバラード。こんな序盤で出てきたのにはちょっと驚き。奇跡のhihiA♭、生で聴けて良かった。

8.XXX

2曲目、落ち着いてきたところでダークな曲。無音とかoriginal sinのとことかとにかくかっけー!ベースが指弾きなことに初めて気づいた。

9.DRINK IT DOWN

3曲目、続けてダークな曲。サビのドラムのフィルの16分がもういちいちかっこよかった。先生の曲らしくBメロやCメロのリズムがアクセントになってて良い曲だと改めて感じた。

10.Shout at the Devil

続けてダーティながらブチ上がる一曲。こういうゴリゴリの曲はやっぱライブ映えしますね。前曲に続いてユッキーさんがバリバリでかっこいい。

更にここでドラムソロ。もうどうなってるのかわからん。あの細い躰にどれほどの体力と精神力を備えているのか…

 

11.REVELATION

4セクションめ、ライブでは定番…かどうかは知らんが、お祭り騒ぎの曲。近年はライブで色々はっちゃけてる印象だが、今回も各々ギター担いで舞台端までせり出してくるユニークなステージとなっておった。コールがはまって満足。

12.SEVENTH HEAVEN

ホール一周ウェーブが決まり(?)、閑話休題ダンサブルな一曲。ギターのぐわんぐわんが気持ちいい。この曲だったか、kenちゃんが後ろうさぎ跳びみたいに中央に戻っていくのが抜かれててかわいらしかった。

13.Driver's High

kenちゃんのモチ話と眼事情、エンジンの茶番()を経て往年の名曲。これもコールが楽しい曲ですね。Cメロを会場全体で歌うのを聞いて、こんな暗い歌詞をこんなキャッチーなメロディで合唱しているという状況に不思議な高揚を覚えた、気がする。

ここでベースソロ。もはやギターソロです。ライブを通してだけど、てっちゃんは本当にあのベース譜をコーラスやりながら弾いているんだな…と感嘆した。

14.STAY AWAY

ベースソロで何となく察したが、続いての一曲。この曲のベースソロ(ソロだけではないが)も聞き入ってしまった。セトリに休める隙がなさすぎる。。

15.READY STEADY GO

本編ラストも最後まで止まらぬ曲。シンプルなドラム、王道のギター速弾きがなんだか良かった。hydeさんが楽しそうで何よりです。リリース当時は再始動の曲的な位置づけだったことを思うと、このライブの最後にこれを歌ってくれたということには意味を感じずにはいられませんね。

 

16.ガラス玉

アンコール、ふつくしい舞台演出とギターソロを経て静かなバラード。たまりませんね。全員のよさが出ていたと思う。個人的にライブで聴きたかった曲その3。

17.TIME SLIP

ラルカフェ話、パスタ話、昔話の流れからの隠れた名曲。MCの印象のせいか、音は違えど音源のような独特のせつない空気感が出ていた気がする。懐かしくなって終演後の電車で何回か聴いた。

18.風にきえないで

アンコール3曲目、そんな空気を吹き飛ばすような爽やかな一曲。本編が比較的メジャーどころな曲目だった分かアンコールはけっこうコアな曲ばかりになっておる。ご無沙汰すぎてリフ聴いてもなんの曲だか思い出せなかった…。みずみずしい。

19.I'm so happy

4曲目、またまた初期の名曲。入りのドラムがいいよね。元からバンドサウンドな曲だからかライブでもすごくしっくりくる演奏で良かった。個人的にライブで聴きたかった曲その4。

20.ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE

最後の〆はやさしい一曲。風にきえないで同様かなりうろ覚えになっており、若干悔いが残るラストになってしまった。ゴリゴリ揃いのアルバムREALのトリたるこの曲は、その点ではこのライブの最後には相応しいかもしれない(こじつけ)

ムキンポくんチャンスは選外というところでしょうか。無念。

 

 

こうして振り返ると今回はなかなかに勢いのあるライブだったんだなーと思わされます。あと欲を言えば全体的にベースの音がもっと聞こえてほしかったかな…最近バンドの大きい箱のライブに行ってないせいで感覚がおかしくなってるのかもしれませんが。。

まあ色々書いたけど正直予想よりはるかにステージが近かったせいでライブの内容とかあんまり覚えてないんですよね。ライブに行くと毎回バカ騒ぎして、終わってから真面目に演奏聴かなかったことを後悔し次はちゃんと聴こうと意気込んで、次行ったら結局またバカ騒ぎして、みたいなサイクルが延々と続いており…困ったものです。

それはさておき、まだ生で聴けていない聴きたい曲もたくさんありますが、ラルクでこれほど好条件なライブは今後はないだろうなと思えるくらい素晴らしいライブでした。終わり!