ブルーなポップと中空ロック

何となしに音楽の話をしています。

22.Dune/L'Arc〜en〜Ciel

本ブログで2回目の登場となるL'Arc〜en〜Cielの、メジャーデビュー前のアルバム曲。

曲を通じて流れるコーラスの効いたギターが歌詞やタイトルと相まって異国の風景を連想させる。ドラムはAメロからサビまでシンプルな8ビートで重い刻みが際立つ。そこに乗って高まるボーカルがエモい。サビの歌唱がエモい。ベースのブレイクで緊張した空間に広がる歌声がとても好き。

冒頭のシンセに始まり各々にニセ3連符みたいな形のフレーズが聞こえ、イントロのギター(とベース)→メロのベース→サビのボーカルと受け継いでいくような捉え方ができるようにも思える。

 

この曲が収録されたアルバムにはクセの強い曲や傑作と称される曲もあるが、本曲がいちばんオールラウンダーな感があるように思う。tetsuyaさんはこの頃からそんなポップな感性を発揮していたのだなぁ…としみじみと勝手に思い入った。久々に見た20周年ライブのBDが良すぎて良すぎてたまらず綴ってしまったのでした。ティヒヒ

Dune

Dune

  • L'Arc〜en〜Ciel
  • ロック
  • ¥255